アメリカで人気の日本のモノ:抹茶編
- Jessica Sakuma

- 8 時間前
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日本に住んでいたことをアメリカ人に話すと、「日本人は、毎朝抹茶を飲むんでしょ?」と言われることがあります。
私は抹茶は好きですが、茶道風の抹茶を飲んだのは3〜4回しかありません。日本人でも抹茶を頻繁に飲んでいる人はそんなにいないですよね(笑)。

さて、抹茶の頻度はさておき、アメリカ人がこのような質問をする背景には、ここ数年のアメリカでの「抹茶ブーム」が影響しています。
少し前まで抹茶は一般人が知らないような高額な商品でしたが、今では私の住む田舎のスーパーでも買うことができるくらい身近なモノになっています。
The Atlantic のThe Matcha Problem(抹茶問題)という記事(2025年)には、抹茶のアメリカでの販売量は3年前と比べて86パーセント上がっていると書かれています。そのような国際的なトレンドが原因で、供給問題が発生するほどだそうです。もちろん、純粋にすべてが「抹茶」として販売されているわけではなく、「抹茶を利用した加工品」としての利用も多いのでしょう。それくらいアメリカでは抹茶は人気です。
抹茶がここまでアメリカで人気になった理由は、プロモーション会社が巧みに「健康志向」の人々にアプローチしたからだと思っています。
アメリカでは健康に関しての意識が高く、「ヘルシーなモノしか選ばない」/「オーガニックの食品や化粧品しか買わない」という人も多く、「コーヒーより抹茶が健康」とうまく思わせることができたのでしょう。
近くのナチュラル商品専門のスーパーでは「抹茶プロティン/抹茶炭酸水/抹茶オーツミール」など多くの抹茶関連商品が販売されていますが、そのほとんどがアメリカの会社が開発したものです。
翻訳者・英語コピーライターとしての感想を述べると、「日本の会社はもっと抹茶をプロモーションしてもいいのでは?」と感じています。これは抹茶に限った話ではなく、日本には良いモノがたくさんあり、海外でも人気が出そうなモノもあります。ただ、日本企業はプロモーション下手なような気がしています。
海外にモノやサービスを広めていくには、まずは魅力的な英語で積極的に情報を発信し、一人でも多くの外国人に興味を持ってもらうこと。それが、第一歩になります。
その際に「健康ブーム」など、自社の製品をどのような位置付けで販売するのが最適なのかも一緒に検討してみると、何か面白いヒントが出てくるかもしれませんね。

