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ブログ「翻訳虎の巻」
HONYAKU TORANOMAKI
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翻訳のプロセス
多くの翻訳会社のウェブサイトには「依頼から納品までのプロセス」が掲載されています。翻訳会社により多少の違いはあれど、下記のような流れが一般的です。それぞれのプロセスにおいて「翻訳者の選定」や「翻訳ルールの決定」などを一つ一つしっかりやっていくことで、翻訳品質を高めることができるようなメカニズムになっています。 <翻訳プロセス> 【依頼】→【翻訳】→【チェック】→【最終チェック 】→【納品】 しかし、ターゲットに対して「読みやすい」/「理解しやすい」/「インパクトを与える」/「訴求力がある」ような外国語テキストにしたい場合には、このプロセスだけでは不十分です。 なぜなら、この翻訳プロセスは翻訳会社が「翻訳のミスを軽減するために考案されたプロセス」のため、より高いレベルでの翻訳を実現するためのものとは異なるためです。 では、最高品質の翻訳を実現するためにはどのようなプロセスが必要になるのでしょうか。 まず、基本のプロセスは上記のもので問題はありませんが、プロジェクトによっていくつか追加のステップが必要になります。 例えば、ウェブサイト向けのテキストを


トライアル翻訳で注意すべき3つのこと
翻訳会社を選定する際に、皆さんはどのような手順を踏んでいますか。 まずはインターネットでキーワード検索を行い、いくつかの翻訳会社に問い合わせや見積もり依頼をすることが多いのではないでしょうか。 その際にトライアル翻訳を提案してくる翻訳会社も少なくないはずです。 このトライアル翻訳は非常に便利な反面、翻訳の良し悪しのポイントが判断しにくいため十分に注意が必要です。 トライアル翻訳とは トライアル翻訳は、正式に依頼をする前に翻訳品質を確認するためのテスト翻訳です。400〜800文字程度を無償で対応している翻訳会社が多いようです。 事前に翻訳品質を確認したうえで、正式に依頼ができるのは依頼者からすると非常に安心です。ただ、一見便利そうに見えるトライアル翻訳ですが、実はいくつかの落とし穴が隠されています。 この記事では、トライアル翻訳を依頼する際に注意すべき3つのことをまとめてみました。 1. トライアル翻訳の依頼時点で、翻訳スケジュールを必ず確定すること ここでのスケジュールとは、トライアル翻訳合格後、正式原稿を「いつ渡せるのか(依頼日)」と「


「母語」と「母国語」の違い
「母語」と「母国語」と「国語」 翻訳において、「母語」と「母国語」は非常に大切な考え方です。 厳密に言えば、この2つに「国語」というカテゴリーを加えるべきかも知れませんが、この3つの関係は専門の研究論文においても議論が分かれるほど複雑なため、ここでは敢えて「母語」と「母国語」の2つに絞り込みたいと思います。 「母語」と「母国語」の意味 「母語」と「母国語」の違いを尋ねられて、即答できる方は意外に少ないのではないでしょうか。実は、マスメディアでさえも混同してしまっているケースがあるようです。 まず、「母語」と「母国語」の辞書的な意味は下記です。 <母語> 幼少期の生活環境から最初に習得した言語。漢字では「母親の言語」と書きますが、母親(父親)の話す言語に限らず、この時期に影響を受けて習得した言語を指します。 <母国語> 自分の属している国の言語。つまりは、国籍と母国語は同じ言語を指します。 正直、これだけで理解するのは難しいと思います。 なぜなら、日本は世界的に見ても少数民族の集合体のため、「母語」も「母国語」も日本語というケースがほとん
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