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ブログ「翻訳虎の巻」
HONYAKU TORANOMAKI
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英語のコピーライティングとは?
英語のコピーライティングは、「相手に伝えること」に加えて、「何かの行動を促すこと」を目的に行うものです。 一般的に翻訳では相手に理解しやすいよう簡潔で分かりやすい英語が良いとされています。一方でコピーライティングは相手に伝わることは大前提で、「驚かせる」/「耳に残る」/「興味がわく(興味付け)」/「買ってみたいと思わせる(購買意欲)」/「行動のきっかけになる(行動意欲)」/「疑問を持たせる」など人の心に訴えて、興味や意欲を向上させる英語にする必要があります。 しかしながら、効果的な英語コピーライティングを実現するのは簡単なことではありません。翻訳のように日本語から英語に置き換えるだけでは不十分で、「英語にすることで何がしたいのか」をしっかり理解したうえで、目標や目的に合わせた英語にする必要があります。 加えて、マーケティングの要素を踏まえ、「目を引く(インパクト)」/「分かりやすく伝わる(シンプル)」/「心を動かす(エモーショナル)」ような英語にしなければ意味がありません。 そのため、 英語コピーライティングは英語翻訳者のように言語のプロフェッシ


翻訳品質をあげるためのコツ:日本語の書き方編
高品質の翻訳と聞くと、翻訳者のスキル、翻訳やチェックのプロセスに目を向けがちですが、実は翻訳の品質を上げるためには非常に大切なことがもう一つあります。 それは、翻訳するテキスト(翻訳原文)の書き方に関することです。 例えば、日本語から英語に翻訳する場合、日本語が翻訳原文にあたります。 実は、この日本語テキストの書き方を工夫することで、さらに品質を上げることができるようになります。 この記事では、いつもクライアントにお伝えしている「翻訳品質をあげるための日本語原文の書き方」から、すぐにでも実践できる3つのコツをご紹介します。 1. 簡潔で短い文章構成にすること こんな単純なことに注意するだけで、翻訳品質は間違いなく向上します。 日本語版ウェブサイトのテキストをそのまま翻訳して外国語版ウェブサイトを制作するケースが多々あります。もちろん日本人向けのコピーとしては適切なのですが、これが翻訳用の日本語テキストとして最適だとは限りません。 そこで、翻訳会社にテキストを渡す前に、もう一度日本語テキストを読み返してみてください。長過ぎる


翻訳のプロセス
多くの翻訳会社のウェブサイトには「依頼から納品までのプロセス」が掲載されています。翻訳会社により多少の違いはあれど、下記のような流れが一般的です。それぞれのプロセスにおいて「翻訳者の選定」や「翻訳ルールの決定」などを一つ一つしっかりやっていくことで、翻訳品質を高めることができるようなメカニズムになっています。 <翻訳プロセス> 【依頼】→【翻訳】→【チェック】→【最終チェック 】→【納品】 しかし、ターゲットに対して「読みやすい」/「理解しやすい」/「インパクトを与える」/「訴求力がある」ような外国語テキストにしたい場合には、このプロセスだけでは不十分です。 なぜなら、この翻訳プロセスは翻訳会社が「翻訳のミスを軽減するために考案されたプロセス」のため、より高いレベルでの翻訳を実現するためのものとは異なるためです。 では、最高品質の翻訳を実現するためにはどのようなプロセスが必要になるのでしょうか。 まず、基本のプロセスは上記のもので問題はありませんが、プロジェクトによっていくつか追加のステップが必要になります。 例えば、ウェブサイト向けのテキストを


翻訳高品質を実現するためのポイント
翻訳の「品質」をあげるために注意すべきことはたくさんありますが、多くのケースでは複数の要因が欠落してしまっていることが多いのが現状です。そのため、翻訳品質に課題が多いのが正直な感想です。 本記事では、どうすれば高い品質の翻訳ができるかという点にスポットをあて、翻訳業界側の視点から書いていこうと思います。 まず最初に、高品質な翻訳を実現するためのポイントを見てみましょう。 ① 営業担当のコミュニュケーション能力(ヒアリング力と提案力) ② コーディネーターのスキル(判断力、プロジェクト管理スキル) ③ 翻訳者のスキル(経験、表現力、テクニック) ④ 品質管理やチェックの体制(ルールやマニュアルの策定) ①、②は翻訳会社のスタッフであることがほとんどですので、経験からいかに多くのノウハウを習得し、活用できるかがポイントになります。 ③は、フリーランスと呼ばれる外部の翻訳者を活用しているのが一般的です。いかに有能な翻訳者を選定し、日々翻訳品質の向上に向けて情報交換できるかが重要です。 ④においては、翻訳者同様に優秀なチェッカーを確保するこ


トライアル翻訳で注意すべき3つのこと
翻訳会社を選定する際に、皆さんはどのような手順を踏んでいますか。 まずはインターネットでキーワード検索を行い、いくつかの翻訳会社に問い合わせや見積もり依頼をすることが多いのではないでしょうか。 その際にトライアル翻訳を提案してくる翻訳会社も少なくないはずです。 このトライアル翻訳は非常に便利な反面、翻訳の良し悪しのポイントが判断しにくいため十分に注意が必要です。 トライアル翻訳とは トライアル翻訳は、正式に依頼をする前に翻訳品質を確認するためのテスト翻訳です。400〜800文字程度を無償で対応している翻訳会社が多いようです。 事前に翻訳品質を確認したうえで、正式に依頼ができるのは依頼者からすると非常に安心です。ただ、一見便利そうに見えるトライアル翻訳ですが、実はいくつかの落とし穴が隠されています。 この記事では、トライアル翻訳を依頼する際に注意すべき3つのことをまとめてみました。 1. トライアル翻訳の依頼時点で、翻訳スケジュールを必ず確定すること ここでのスケジュールとは、トライアル翻訳合格後、正式原稿を「いつ渡せるのか(依頼日)」と「


「直訳」と「意訳」と「ライティング」の違い
「直訳」と「意訳」って何が違うの? 翻訳において、「直訳」や「意訳」の議論をするここと度々あるのですが、翻訳業界の人間でもいまいち納得できる回答を持っていないことが多いのが正直なところです。 その理由として、そもそも「翻訳」と「ライティング」の違いをしっかりと理解していないことが根本にあるように思います。 「翻訳」と「ライティング」の定義 本来、「翻訳」と「ライティング」とはまったく別のもので、根本的な定義が異なります。 例として、まずは英語翻訳(日本語→英語)と英語ライティングの違いをみてみましょう。 ・英語翻訳:日本語を英語に置き換えること ・ライティング:英語で自由に文章を書くこと それでは、この定義を踏まえて、「直訳」と「意訳」の違いを探っていきましょう。 「意訳」の位置づけ 現在の翻訳業界では、「翻訳」の方法として「直訳」と「意訳」が存在しています。 「直訳」は元の文字を忠実に他の言語に置き換えることなので、「翻訳」の一つの方法という位置づけで異論はないかと思います。 問題は「意訳」です。「意訳」は「翻訳」の一つの方法と位置づけられ


翻訳の肝は「品質」・「料金」・「納期」のバランス
翻訳における3つの重要ファクター 翻訳の重要ファクターは「品質」・「料金」・「納期」の3つです。これらの関係性をしっかりと理解すること、これは『理想の翻訳を実現』するためにに不可欠なことです。 牛丼チェーン吉野家のコンセプト「うまい、やすい、はやい。」と同様に、翻訳の理想も「高品質、低料金、短納期」であることは間違いありません。 しかしながら、これを完全に実現することは簡単なことではありません。 なぜなら、原則的に「品質」と「料金や納期」はお互いに相容れないものだからです。高い品質の翻訳を求めれば、必然的にコストと時間が多くかかります。逆に、コストや時間を抑えようとすれば、翻訳の品質に影響が出てしまいます。 こうした原理から言えば、高い品質の翻訳を実現するためには、十分な時間と予算を確保することが大切であることが理解できます。 ただ、非常に厄介なのは、時間や予算が十分に取れない状況で翻訳をしなければならないことも少なくはないことです。 そうした際に重要になるのは「品質」・「料金」・「納期」のバランスです。このバランスは翻訳の内容や目的・用途によ


翻訳の品質評価をする方法
翻訳依頼の3つのポイント 翻訳を依頼する際に重視するポイントは、「品質・料金・納期」の3つです。 おそらく多くの依頼者は、「品質が高い・料金が安い・納期が早い」に対応できる翻訳会社を理想としているはずです。しかし、そうした翻訳会社を見つけることは簡単ではありません。 なぜなら、料金と納期は翻訳会社から数値化されて提示されるため理解しやすいのですが、翻訳の品質には明確な評価基準が存在しないためです。 「良い翻訳」と「悪い翻訳」の判断基準 言うまでもなく、「正確に翻訳されていること」や「スペルや文法のミスがないこと」は大前提です。加えて、ネイティブが読んでも自然で違和感なく翻訳されていることも基本です。 そのうえで、「文章構成」と「文章表現」がどのようになっているかを確認してみてください。「良い翻訳」は「シンプルな文章構成で、分かりやすい単語や表現」になっています。逆に、「悪い翻訳」は「複雑な文章構成で、難しい単語や表現」が多く見られるはずです。 翻訳をする目的は、ターゲットである読み手に「読んでもらうこと」や「理解してもらうこと」です。そのため、


「母語」と「母国語」の違い
「母語」と「母国語」と「国語」 翻訳において、「母語」と「母国語」は非常に大切な考え方です。 厳密に言えば、この2つに「国語」というカテゴリーを加えるべきかも知れませんが、この3つの関係は専門の研究論文においても議論が分かれるほど複雑なため、ここでは敢えて「母語」と「母国語」の2つに絞り込みたいと思います。 「母語」と「母国語」の意味 「母語」と「母国語」の違いを尋ねられて、即答できる方は意外に少ないのではないでしょうか。実は、マスメディアでさえも混同してしまっているケースがあるようです。 まず、「母語」と「母国語」の辞書的な意味は下記です。 <母語> 幼少期の生活環境から最初に習得した言語。漢字では「母親の言語」と書きますが、母親(父親)の話す言語に限らず、この時期に影響を受けて習得した言語を指します。 <母国語> 自分の属している国の言語。つまりは、国籍と母国語は同じ言語を指します。 正直、これだけで理解するのは難しいと思います。 なぜなら、日本は世界的に見ても少数民族の集合体のため、「母語」も「母国語」も日本語というケースがほとん


「翻訳家の翻訳」と「機械の翻訳」
「翻訳家による翻訳」と「機械による翻訳」とは? 「翻訳」において、「翻訳家による翻訳」と「機械による翻訳」の特長、その違いについては理解しておくべきことの一つです。 まず、「翻訳家による翻訳」という用語ですが、これは「機械により翻訳」の普及により後発的に使われるようになってきたものです。これは、読んで字の如く専門の翻訳者が翻訳をするサービスを指します。単に「翻訳サービス」「実務翻訳」などと呼ぶこともあります。 逆に、「機械の翻訳」の語源は、自然言語を機械的に変換することですが、今では翻訳ソフトウェア(コンピューター翻訳)を指すものとして一般化されつつあります。また、「自動翻訳」と呼ばれることもあります。 最近では、両者を組み合わせた「翻訳サービス」も出て来ているようです。その方法は、「機械による翻訳」を行い、その翻訳データを翻訳者がチェックや校正をしたうえで納品をするサービスです。 「翻訳家による翻訳」と「機械による翻訳」の特長と違い それぞれのサービスの特長と違いをまとめると下記のようになります。 「翻訳」の特長は、「品質」・「費用」・


「翻訳料金」と「翻訳分量」の算出方法
「翻訳料金」=「単価」×「分量」 翻訳料金は、翻訳の「単価」と「分量(ボリューム)」により算出されます。 単価は、分野や内容により各翻訳会社が決定しています。 分量は、「文字数」や「単語数(ワード数)」を基準とすることが一般的です。アラビア語など「文字数」や「単語数」が算出しにくい場合や書籍などの翻訳の場合などはページ数単位で分量を算出することもあります。 「文字数」と「単語数」の違いは? 「文字数」と「単語数」は言語の種類により使い分けます。日本語、中国語や韓国語の場合には「文字数」を基準に、英語やヨーロッパ言語のようにアルファベットで表記する言語の場合には「単語数」を基準にします。 「分量」の算出方法は? また、「分量」の算出方法には、「原文基準」と「訳文基準」の2種類が存在します。「原文基準」では翻訳前、「訳文基準」では翻訳後の言語をもとに文字数と単語数を算出します。以前は「訳文基準」の翻訳会社も多かったような気がしますが、今では「原文基準」で算出する翻訳会社が多くなっているような気がします。「訳文基準」は翻訳後の分量を基準とするため、


「翻訳」とは?
「翻訳」の定義 「翻訳」とは、『ある言語の文字を他の言語に置き換えること』を言います。日本語から英語への翻訳の場合、日本語で書かれた文字を一字一句違わず英語にすることが翻訳の基本的な考え方です。 翻訳の際に、「直訳ではなく意訳して欲しい」という要望をよく耳にしますが、実はこの依頼方法には矛盾があります。 先述のように「翻訳」というのは言葉の置き換えが基本となります。つまりは、「翻訳=直訳」なのです。一方、「意訳」は書かれている内容を理解したうえで、読み手により分かりやすい表現に書き直すことです。「翻訳」と言うよりは、むしろ「ライティング」や「リライト」という業務領域に近いものです。 「翻訳」と「ライティング」はどちらがいいのか? では、「翻訳」と「ライティング」はどのように使い分けをしたら良いのでしょうか。 翻訳業界の原則で言えば、金融や法務など正確な情報伝達が必要なケースでは「翻訳」、映画や書籍などエンターテイメント性の高い内容には「ライティング」で対応するのが一般的です。 「翻訳」と「ライティング」を組み合わせると・・・...
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